一本針本縫いミシンによって
オールシングルステッチで縫い上げる
だからシングルス。

簡素の中に贅沢を見る。

中身にこそ真の価値がある。
飽きの来ないシンプルな見た目で
いつまでも使い続けられる相棒と呼べるもの。
そして…

生産性より手仕事の温もり。

何種類ものミシンで縫い上げられていくモノを
あえて一本針本縫いミシンに絞り、
効率化とは逆行し
ステッチを一本一本入れることで生まれる
手仕事の温もりを感じて欲しい。

◇職人で坊主、坊主で職人。

二つの思想で最初に思い至ったのがシングルスの構想でした。

私の職人としてのクセというかなんというか、服を見るとまず最初に、
どうやって縫っているんだろう?
ここのステッチいい味出してる!
とか、そういう所に目が行ってしまいます。
そんな部分と、坊主の物事の本質的な部分を視ようとする考え方が
がっちりハマってしまいました。

◇縁起

さてどう表現するか…考えた末に行きついたのが『縁起』という考え方。
かみ砕いていうなら『物事には原因があるから結果が生まれ、その結果がまた原因となっていく』というものです。
これを100年以上愛され続けているという結果を持つデニムウエアに当てはめ、
職人目線でその原因、根本である初期頃のジーンズに使われていた縫製方法を使用する事にしました。

原点回帰。もっと簡素に

そこにもう一つ。
縫製のスタイルを原点回帰させたのなら、坊主としてもう少し何か簡素に出来るんじゃないか?
そう考え、使用するミシンをあえて絞って簡素に。
それでも、生地端が切りっぱなしとかではなく、シッカリとした仕上りになるようオールシングルステッチで縫製。
一本針本縫いミシンの潜在能力を最大限に活かして一本一本ステッチを入れていき、
見た目では伝わらない、中身の部分にも気を使った
量産品には無い、味や温かみになるような手仕事感を
手に取った方が少しでも感じて、
笑顔になってくれたらいいなと想いを込めて縫っていく。

それがシングルスです。

シングルスの仕様など、もう少し詳しく知りたい方はこちらからご覧頂けます。

とりあえず、簡単に何が違うのか知りたい方はこちらをご覧ください。

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